新東京タワーと地上波デジタル放送
2011年には現在の地上波アナログ放送は終了し、地上デジタル放送へ完全移行されます。
都心部での超高層ビル乱立による(特に東京タワー周辺では六本木ヒルズや東京ミッドタウンなど)電波障害を低減するため、そしてアナログ放送と同規模の放送をするために600メートル級の新しいタワーが望まれました。
そして新東京タワーの建設が決定したのです。
ところで地上波デジタル放送とはどんなものでしょうか?
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地上波アナログ放送と地上波デジタル放送の違い
地上波アナログ放送と地上波デジタル放送の違いについて。
一番の違いは、映像の劣化がないということです。
イメージとしては、ビデオとDVDの違いを思い浮かべていただくとわかりやすいと思います。
ビデオでは録画した映像にノイズが入ってしまいます。
また繰り返し同じテープを見ているとそのノイズはだんだんとひどくなっていきます。
DVDではいつまでもクリアな映像が楽しめます。
厳密には違いますが、地上波アナログ放送と地上波デジタル放送の違いもこのようなイメージです。
アナログ放送ではゴーストと呼ばれる画像がぼやける現象などが起きていましたが、デジタル放送ではこの現象が起きません。
また録画するときもデジタルデータとして保存するので、劣化が無く、いつまでもクリアな映像が楽しめます。
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ハイビジョンとフルスペックハイビジョン
地上波デジタル放送の売りはハイビジョン映像です。
女性アナウンサーの肌の毛穴まで映るといわれるほど、高解像度の奇麗な映像が楽しめます。
とくに自然の景観などが映されるとその細かさに驚きます。
ここでテレビにより解像度が異なるので注意が必要です。
1280×720の解像度と1920×1080(フルスペックハイビジョンと言われます)の解像度の2つがあります。もちろんフルスペックハイビジョンの方が美しい映像が楽しめます。
1920×1080の映像は圧縮無しではDVDに記録できません。
DVD録画ができるハードディスクレコーダなどで1920×1080の映像を録画するときは映像が圧縮(劣化)しているはずです。
Blue-rayディスクでは1920×1080の映像を圧縮無しでそのまま録画できます。
あまり知られていないためかもしれませんが、Blue-rayがなかなか普及しません。
PLAYSTATION3の発売でBlue-rayが普及するかと思われましたが、まだまだですね。
PLAYSTATION3ではBlue-rayの再生は出来ますが、録画が出来ないからでしょうか?
まだ値段も高いですしね。
ちなみにもう一つの次世代DVDといわれるHD-DVDもあまり普及していません。
HD-DVDはXbox360用の再生用ドライブが発売されています。
これはPCにつないで、PC用のHD-DVDドライブとしても使えます。
しかし録画はできません。
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